2023年末話題になった8番出口

2023年末話題になった8番出口

8番出口はどんなゲーム?

2023年末に話題になったインディーズゲームの8番出口。
無限に続く地下鉄通路に閉じ込められたプレイヤーが8番出口から脱出することを目指す短編ウォーキングシミュレーターです。
ルールは単純で、なにか異変を見つけたら地下通路を引き返し、異変がなければ先に進むという、3D間違い探しゲームといえるでしょう。
そして、8番出口から脱出できればゲームクリアです。
異変を見つけたら引き返すという簡単なルールですが、プレイしてみると異変が見つけられなかったり、気づかなかったり、クリアまでに時間がかかってしまうのが面白いところ。

例えば天井にシミがあったり、ポスターのサイズが大きくなっていたりと、気づけばなんてことがない異変ですが、意外と見落としていることが多く、それが面白さといえます。
異変の中にはホラーライクなものも。赤い水が洪水のように押し寄せてきたり、壁に同化した人が迫ってきたりとびっくりしてしまうような異変もありました。

8番出口の異変について(※ネタばれあり)

本作をプレイしていると見逃しやすいものがあり、ないと思って進んでみると最初からやり直しになることもしばしば。
パッと見て異変だと分かればいいのですが、気づきにくいポイントについて紹介します。

天井

天井には異変がいくつか見つかります。天井のシミ、防犯カメラの有無、蛍光灯や看板の配置などに意識を向けてみてください。

右側の壁

通気口やドアに注意していると異変が見つかります。意外と見落としやすいドアノブは要注意です。

左側の壁

主にポスターの異変が見つかります。見落としやすいのがポスターのサイズ。事前に大きさを確認しておきたいところです。

異変はあまりありませんが点字ブロックは要注意です。

その他

上記以外の異変はわかりやすいものが多く、中には襲い掛かってくる異変もあるので、見つけたらすぐに引き返しましょう。
それらの異変はプレイヤーが本気で逃げれば、逃げ切れるスピードになっています。
2人の男性が見えた場合は近づかずすぐに引き返してください。

異変はわからないと諦めるようなものはなく、直感的に気づいた瞬間の気持ちよさが感じられるでしょう。
発見できた異変は完全クリア(異変の全発見)まで出てこなくなります。そのため、見つけづらい異変が残ることになり、このことが本作の難易度に絶妙な繋がっています。
価格はSteamのみで470円。クリア自体は15~60分とのことなので、サクッと遊ぶことができるでしょう。